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たまご、とりの専門誌 鶏鳴新聞に掲載されました!

2023年9月25日 総務・人事・経理部

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『食菜卵』に環境配慮型ラベルを採用
CO2削減効果は年間約9・2㌧

鶏鳴新聞記事

㈱八千代ポートリー(笠原政利社長―本社・横浜市港南区)は、SDGsを中心とした環境課題の解決に取り組むため、ナショナルブランドのパック卵『食菜卵』の上貼りラベルに、石灰石を主原料とする「LIMEX Sheet(ライメックス・シート)」80マイクロ㍍を基材としたラベルを採用し、9月中旬頃から順次、切り替えている。

今回採用した「LIMEX Sheet」は、環境配慮型の素材開発と製品の製造・販売などを展開する㈱TBM(山﨑敦義代表取締役CEO―本社・東京都千代田区)が独自の技術により石灰石を主原料として開発した新素材「LIMIX」をシート状成形した後、延伸加工によってシート内部に白さや軽さを生み出す空孔構造を形成したもの。

「LIMIX」は、炭酸カルシウムなどの無機物を50%以上含む無機フィラー分散系の複合素材で、①石油や水や森林など天然資源の保全②温室効果ガスの抑制③素材を入れ替えるだけで、既存設備を活用したグローバル展開――の効果が期待できる。石灰石を主原料としているため、ラベルとして一般的に用いられるPP(ポリプロピレン)やPET(ポリエチレンテレフタレート)シートなどの合成紙と比べ、石油由来プラスチックの使用量を削減でき、CO2を含む温室効果ガスの排出を抑えられる。紙と比較して原料に木材パルプを一切使用せず、製造時にも水をほとんど使わないため、水や森林資源の保全にも貢献できる。

八千代ポートリーが現在出荷している『食菜卵』全量の上貼りラベルを「LIMIX」ラベルに切り替えると、年間約9・2㌧のCO2削減効果が見込まれるとのことで、脱プラスチックの機運が高まる中、〝品質を担保しつつ、地球環境保全に役立つ製品を販売したい〟との思いが実現できるとして「LIMEX Sheet」の採用を決めた。

「LIMIX Sheet」は、実質「100%再生可能エネルギー」「CO2排出係数ゼロ」の電力を使用しているTBMの白石工場と多賀城工場で製造しており、ラベルの印刷は、シール・ラベル、フィルム製品、紙器パッケージ、販促ツールまでをワンストップで製造する大阪シーリング印刷㈱(松口正社長―本社・大阪市天王寺区)が実施している。

八千代ポートリーでは「『食菜卵』は1994年の販売開始から来年で30年目を迎える看板商品。今回のタイミングを機に、現在使用中の上貼りラベルの基材を合成紙から『LIMEX Sheet』に変更し、プラスチック削減、CO2の削減、環境課題への解決に取り組んでいきたい」としている。

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