SDGsロゴ SDGsロゴ

SDGsロゴ
鶏 ABOUT CHIKIN

ABOUT CHIKIN

鶏 ABOUT CHIKIN
  • 鶏に安全を

    八千代ポートリーグループでは、突然の自然災害に対応できるよう、㈲ユウファームに4台、㈱横浜ファーム下妻農場に10台、君津農場に13台の自家用発電機が設置されています。
    2019年9月の台風当時、農場に鶏舎の換気扇と給水の発電機しか設置されておらず、常用発電機を借りてくるまでの間、鶏への給餌、鶏舎の除糞が出来ない状態になりました。この経験から自家用発電機の設置に至りました。
    これにより、停電などで鶏舎の給餌設備や除糞設備を停止させることなく稼働でき、鶏の健康維持に繋げています。

    自家発電機(㈲ユウファーム)

    自家発電機(㈲ユウファーム)

  • 安全な卵を
    産んでもらうには?

    八千代ポートリーグループでは、安心・安全な卵を供給できるように、常に細心の注意を払って鶏を育てています。もし、鶏舎内が汚染されて鶏が病気になってしまうと、卵をよく産んでくれない鶏に育ってしまうことがあります。そうならないために鶏が入ってくる前には、鶏舎の洗浄と消毒をしています。鶏舎内に菌を持ち込まない・持ち出さないために、人が鶏舎に出入りする際は、長靴の消毒や履き替えを行ってから入ります。このように、安心・安全な卵を産む鶏に育てるため、徹底した衛生管理を行っています。また、安全な卵をお届けするため、定期的なサルモネラ検査や、FSSC22000規定(食品安全規定)に基づいた製造を行い食品の安全性を確保しています。

    鶏舎水洗作業の様子

    鶏舎水洗作業の様子

  • 節電も発電も

    鶏舎内にある電球は、鶏の生活には欠かせません。八千代ポートリーグループの農場では、鶏舎内の電球はLEDを使用しています。
    LEDは、白熱灯に比べて消費電力が約1/10になります。白熱灯を使用する場合と比べて、1鶏舎あたり㈱横浜ファーム君津農場では年間で約30,000kWh(※下妻農場は最初からLEDのため省略)、㈲ユウファーム育成農場で約14,000kWh、育雛農場で約17,000kWhの節電になります(※値は全て調光しない場合)。
    また、建物、鶏舎、GPセンター、肥料工場の屋根の上に多くの太陽光パネルを設置し発電しています。太陽光で得た電力は東京電力に売電しています。年間で、下妻農場では約400,000kWh、君津農場では約200,000kWh、福島県須賀川市では約1,850,000kWh発電しています。

    太陽光パネル(㈱八千代ポートリー)

    太陽光パネル(㈱八千代ポートリー)

鶏糞 ABOUT CHIKIN MANURE

ABOUT CHIKIN MANURE

鶏糞 ABOUT CHIKIN MANURE
  • 捨てるなんてもったいない!

    鶏は生き物なので毎日餌を食べ、毎日排泄します。その排泄される鶏糞を廃棄物として処理するのではなく、発酵処理することで良質な肥料を生産しています。鶏糞には鶏が消化しきれなかった栄養素が多く含まれているため、廃棄物を出さないだけでなく有機肥料として有効活用することができます。

    鶏糞を肥料へと再利用しています

    鶏糞を肥料へと再利用しています

  • 鶏糞を地域の鉱脈に

    日本には加里鉱石やリン鉱石といった、化学肥料に使われる資源がありません。すべて海外からの輸入に頼っています。しかも、これらは枯渇性資源です。(枯渇性資源…石油や石炭などの化石肥料や、鉄や銅などの天然鉱物のように再生することができない資源のこと)
    世界の人口増加で食糧危機が問題となっている中で、肥料は農産物を作る上で欠かせません。枯渇性資源を使う輸入肥料に頼る農業は持続可能な農業とは言えません。
    そこで㈲ユウファーム、㈱横浜ファーム君津農場,下妻農場、㈱グリーンアースでは、鶏糞を“地域の鉱脈”と位置づけ、輸入肥料にかわる国内資源「いつでも身近にある食糧生産に必要な肥料」として有効活用しています。

    鶏糞を攪拌させる施設

    鶏糞を攪拌させる施設

飼料米 ABOUT BREEDING RICE

ABOUT BREEDING RICE

飼料米 ABOUT BREEDING RICE
  • 農家さんを助ける飼料米

    農林水産省によると、日本の国民1人あたりの米の消費量は、昭和37年の118.3 ㎏/年をピークに一貫して減少傾向にあり、令和2年には50.7㎏/年と、コメの需要減少が目に見えてわかります。この需要減少分の主食用米に代わり、家畜のエサになる飼料用米の作付けを行い、主食用米の生産を減少させることで、需要と供給のギャップを少しでも小さくする取り組みが行われています。
    ㈱八千代ポートリーの採卵鶏を飼育している㈱横浜ファームと㈲ユウファームでは、現在、合計すると約692.3 ha(東京ドーム147個分)の作付面積の飼料米を購入してエサに混ぜ、需要からはずれた主食用米の廃棄削減、コメ農家さんの経営維持に貢献しています。

    農家さんに育てていただいた飼料米を鶏に与えています

    農家さんに育てていただいた飼料米を
    鶏に与えています

  • 水田で育つ生態系

    地球上には様々な自然環境と、そこに棲む多種多様な生物がおり、人間に様々な恩恵をもたらしてくれます。しかし、人間の活動による自然環境の破壊や資源の過剰利用によって、これら生物多様性が急速に失われつつあります。八千代ポートリーグループでは、耕作放棄地や土地の余っている農家の方々に飼料米を作っていただき、余った土地を有効に活用するだけでなく、水田を中心に生息するカエルやトンボ、サギなどの生態系の保護にも役立てています。

    飼料米の圃場

    飼料米の圃場

人 ABOUT PEOPLE

ABOUT PEOPLE

人 ABOUT PEOPLE
  • 卵の力を授けます

    卵は食物繊維とビタミンC以外の全ての栄養素を含む完全栄養食品です。八千代ポートリーグループではこの栄養価の高い卵という食品を保護世帯に提供し、地域の方々に健康に過ごしていただけるよう尽力しています。㈱横浜ファーム下妻農場では下妻社会福祉協議会を通して、地域の方々(ひとり親世帯)に向けて卵を提供しており、㈱八千代ポートリーと㈱横浜ファーム君津農場では、こども食堂に卵を提供する取り組みを行っています。私たちの卵が少しでも地域の方々や未来ある子供たちの助けになれるよう、安心、安全、新鮮な卵を提供していきます。

    八千代ポートリーグループの卵が使われたこども食堂のごはん

    八千代ポートリーグループの卵が使われた
    こども食堂のごはん

  • 外国人技能実習生の
    受け入れと教育

    ㈱横浜ファーム君津農場・下妻農場ではインドネシア、ベトナム、中国の技能実習生の受け入れおよび特定技能外国人の雇用を推進しています。安心安全な労働環境の提供や日本で快適に暮らせるようにサポートしています。(コロナワクチンの手続き、生活面の補助など)
    また定期的に日本語勉強会を実施し、様々なスキルの取得を推進しています。(日本語能力試験の受験や農場作業のスキル取得など)

    日本語勉強会の様子(㈱横浜ファーム君津農場)

    日本語勉強会の様子(㈱横浜ファーム君津農場)

  • みんなに働きの場を

    八千代ポートリーグループではグループを通して多くの女性従業員を採用し、女性の活躍を促進しています。グループ全体で女性従業員の割合は65.5%を占めています。
    そして従業員一人ひとりの働き方の多様性に対応できる会社づくりをしています。(産休・育休制度の取得)
    また個人の希望があれば、力量を考慮して定年後も働く場を用意しています。

    社員の仕事風景(㈲ユウファーム)

    社員の仕事風景(㈲ユウファーム)

  • 働きやすい環境へ

    成鶏を飼育している㈱横浜ファーム君津農場・下妻農場では、機械による自動集卵を行い、作業の省力化を図っています。また、成鶏農場に比べ、鶏の入れ替わりが多い育成農場の㈲ユウファームでは、新しい鶏群が来る前に汚れたケージをきれいに洗浄するVENUS(ヴィーナス)という鶏舎洗浄機を、GPセンター(鶏舎から集められた卵を洗浄、パッキングする工場)では汚卵検査装置などを、積極的に新技術を導入しています。このように八千代ポートリーグループでは、従業員の負担軽減による働きやすい環境づくりを目指しています。

    鶏舎洗浄機(VENUS)

    鶏舎洗浄機(VENUS)